前日の昼過ぎに東京を発ち東北道を北に向かって走った。東北道を降りてからの一般道がとても長く檜枝岐村に着いたのは日も暮れかかった頃だった。宿は樹林荘という民宿でとても快適だった。翌早朝会津駒ヶ岳の登山口に向かったが雪は全くなく登山口の梯子の所まで車で行けた。車を止める空き地は狭いが2〜3台が駐車しているだけだった。雪がないので登山靴を履きスキー靴とスキー板はリュックに取り付けて歩き出した。水場までの登りが大変で2時間かかった。ここにはベンチがあり休憩できるようになっている。ここで登山靴をスキー靴に履き替え登山靴はデポした。ここから上は雪がありスキー靴にアイゼンをつけてつぼ足で登った。1時間ほど登ると樹林帯も終わり駒の小屋から駒ヶ岳頂上が見えてきた。風はやや強いものの流れる雲の間から日が差し真っ白な山々を照らす様子はとても美しい。登山口の梯子から4時間ほどで駒の小屋についた。小屋で一休みしてから駒ヶ岳頂上に向かった。小屋からは20分ほどで頂上に着く。頂上からは明日登る予定の燧ヶ岳が大きく見えた。記念撮影をすませて早速滑降に入った。雪はザラメ状でとても滑りやすく快適だった。駒の小屋下の斜面も快適で楽しめた。大勢の登山者に見られながら滑るのは緊張する。ここでおにぎりとお茶で昼食をとった。昼食後2本ほど登り返して滑った。樹林帯を水場まで滑りデポしておいた登山靴に履き替え登山口の梯子についた。とても満足のいく山スキー行だった。 |