群馬県利根郡の群馬サイクルスポーツセンターの駐車場手前の林道に入り約5分走るとゲートがある。ゲート脇に駐車して歩き出した。ゲートから林道を5分ほど歩くと大峰山登山口に着く。杉の暗い林を登り始めるがイノシシのぬた場があちらこちらにあったり猿がいたりと動物たちの生活圏に踏み込んだとの認識を持つ。クマよけの鈴をストックに付ける。大峰山への尾根に出ると広葉樹の森が続き明るくなる。アップダウンをくりかえし1時間ほどで大峰山山頂に着く。一休みしてから吾妻耶山に向かう。吾妻耶山までの尾根も広葉樹の紅葉が美しい。吾妻耶山の山頂は登山者で賑わっていた。我々も湯を沸かしカップ麺とおにぎりの昼食とした。谷川連峰から平ガ岳、至仏山、武尊山、白根山、皇海山、赤城山と一望できる。素晴らしい景色を見ながらのカップ麺は町での高級料理にも勝るかもしれない。帰りはノルンスキー場、大峰沼経由で戻った。大峰沼はあまり知られていないが静かで美しく、本州屈指の大きさの浮島が湖面を漂っている。晩秋の広葉樹の森と沼を楽しんだ1日であった。 |