2009.10.4(日)〜5(月) 越後駒ヶ岳2002.7m 日本100名山 越後3山 新潟県
                  えちごこまがたけ
 
第1日 小出から枝折峠に続く352号線は国道とはいっても細く曲がりくねった山道だ。枝折峠の駐車場には朝7時半ころに着いた。駐車場はほぼ満車でわずかに残った空きに駐車した。越後駒ヶ岳に向かい歩き始めるが足が重い。今夜は避難小屋泊だ。寝袋、調理道具、食料、水4Lを入れたザックの重みがが肩にずっしりとかかる。事前に魚沼市観光課へ問い合わせ避難小屋近くの水場は涸れているとの情報を得た。水4Lは必要だ。2時間ほど歩くと昨夜の避難小屋泊の登山者達とすれ違った。水場は細いながらも湧いていて使えると教えてくれた。昨日雨が降ったからだろう。それならばとザックの中の水を半分ほど捨て多少身軽になる。アップダウンの続く長い道のりを歩く。正面には大きな山体の越後駒ヶ岳を常に見ているがなかなか近づかない。駒の小屋に5時間あまりをかけ到着した。小屋の管理人さんが出迎えてくれた。小屋に荷物を置き越後駒ヶ岳山頂を往復した。山頂はガスで眺望はなかった。越後山脈の眺望を楽しみにしていたのに残念だ。避難小屋は電気がないので明るいうちに食事の支度をする。友人夫妻は雑煮、我々はレトルトカレーだが山の上で食べる食事は格別に美味い。少しの酒で乾杯する。寝袋に入りながら友人夫妻としばらく談笑するがいつの間にか寝入ってしまう。夜中に目が覚めたので外に出てみると中秋の名月の下に越後山脈のシルエットが浮かび幻想的だった。第2日 深い霧の中を下山し始める。小屋下の岩場は霧で濡れて滑りやすくなっている。慎重に下る。食料と水の分だけザックが軽くなったせいか歩きは快調だ。下の方に百草の池が丸く小さく見える。銀山平の集落が小さく見えその向こうに奥只見湖の水面が光って見える。長い尾根歩きに飽きてきた頃に枝折峠の駐車場に着いた。  

第1日 所要時間6時間40分(休憩時間を含む) 歩行距離9.1Km  標高差+930m 累積標高+1425m − 607m
第2日 所要時間4時間35分(休憩時間を含む) 歩行距離7.9Km  標高差-810m 累積標高+ 340m −1200m
GPS(トラック)ファイルへ
GPSファイルはダウンロードしてからカシミール3D等の地図ソフトで開いてください

7:16 越後駒ヶ岳 大きな山だ 7:52 枝折峠駐車場 ほぼ満車だった 8:19 中ノ岳が遠望できる
10:07 越後駒ヶ岳が少しづつ大きくなってくる 12:27 後ろには歩いてきた尾根が遙か彼方
    まで続く。百草の池が丸く小さく見える。
12:36 
12:54 13:12 駒の小屋下の岩場、小屋までもう少し 13:22 駒の小屋 綺麗な避難小屋だ。
管理人も常駐している
13:58 越後駒ヶ岳山頂 ガスが出てきた 14:23 小屋に下る。今夜はここに泊まる 14:37 小屋から3分ほど下った水場。
水量は多くはない綺麗な水が流れている
14:57 小屋の中は清潔だ。今夜は我々の
 グループを含めて6人が泊まる。定員は50人
 程度なので広く使えた。
14:58 今夜のメニューは友人夫妻はお雑煮、
 我々はレトルトカレーだ。分け合って食べる。
 とてもおいしい。
19:42 中秋の名月の下に荒沢岳のシルエット
      が浮かぶ
翌朝7:00 霧で岩が滑るので慎重に下る 7:18 駒ヶ岳山頂は霧の中だ 7:58 紅葉が美しい
9:06 ミヤマママコナ 9:18 ツバメオモト 11:07 イワカガミがまだ咲いていた
11:16 コメツツジ
Home