2009.10.19(月)  苗場山2145.3m 神楽ヶ峰2029.6m 日本100名山 新潟、長野県境
              なえばさん        かぐらがみね

友人夫妻と神楽ヶ峰経由で苗場山に登った。かぐらゴンドラ終点駅の横に駐車した。和田小屋前からゲレンデを登山口に向かって歩き出す。和田小屋はスキー場が出来る前から建っており古い歴史がある。現在はプリンスホテルが経営している。林道が小屋まで繋がっているので山小屋とはいっても風呂もあるし調理人がいて美味しい食事もできる。中尾根の斜面を彩る紅葉を右手に見ながら歩く。ダケカンバの幹が真っ白になりシラカンバと見間違えるほどだ。登山口から2時間かかって第5ロマンスリフトの降り場付近に着いた。このあたりまで登ると紅葉は終わりに近づいている。神楽ヶ峰の頂上は中高年の登山グループが休憩しており楽しそうに話が弾んでいる。我々もここでしばらく休憩し谷川連峰、越後山脈、アルプスや頸城山脈の眺望を楽しむ。これから進む方向には苗場山が大きく荒々しくそびえている。ここから150mほど下ってから苗場山に登り返す。最後の急登を休みながらゆっくりと登る。苗場山山頂は広く平らな湿原が広がっている。茶色になった湿原の中に青い池塘が点在している。美しい景色に登りの疲れを忘れる。山頂ヒュッテの前で昼食にする。ゆっくりしたいが秋は日が短いので早々に下山を開始する。途中登山道の笹を刈り払っているいる青年に会う。登るときに草刈りをしており下山のときもまだ草刈りをしている。一人で黙々と働く姿には頭が下がる思いだ。和田小屋前に日没時刻を数分過ぎて着いた。妻の膝の調子が悪くペースが上がらなかったが暗くなる前に着くことができた。
2006.10.09苗場山へ
 

上り 所要時間5時間(休憩時間を含む) 歩行距離6.0Km 標高差770m    累積標高+1200m
下り 所要時間4時間(    〃     ) 歩行距離6.0Km 標高差−770m  累積標高−1200m
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7:27 かぐらメインゲレンデの下に駐車した。雪の季節には何度も来ているが印象がかなり違うものだ 7:28 和田小屋 山小屋とはいっても風呂にも入れるし調理人が作ったおいしい食事もできる 7:30 ゲレンデ脇の登山道を歩き始める
7:48 中尾根の紅葉は今が見頃だ 8:33少し標高が高くなると紅葉を見るには遅い 8:34 ダケカンバ
9:22 第5ロマンスリフト降り場付近から中尾根を見る 10:04 上ノ芝付近 10:37 股ズリ岩 愉快な名前だ
10:54 神楽ヶ峰頂上 中高年のグループが休憩中 向かいの尾根は積雪期には反射板経由で田代スキー場に降りるコースだ 11:23 雷清水 これもまた楽しいネーミングだ。友人S氏を思い出す。冷たくて美味しい清水が夏でも涸れることなく湧いている。 11:16 雷清水付近から苗場山を見上げる。
12:25苗場山の頂上は湿地が広がっている 13:20 池塘が点在している 12:32 苗場山頂上 2145.3m
13:36 帰路の神楽ヶ峰に続く登山路 15:17 越後3山、巻機山が見える 17:05 日没時刻に下山できた
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