三峰山は台形を伏せた形をしておりギアナ高地の縮小版のような独特の山容は沼田付近の関越道や17号線からもよく目立つ。アップダウンの少ない登山道は冬にはスノーシューや歩くスキーのコースとなるようだ。例年この時期に残雪がかなりあるらしいが今回雪はほとんど消えていた。夏は樹木の葉が繁り展望が悪くなるのでこの時期に登るのが良いと思う。河内神社の駐車場から歩き出す。登山道の赤松の林は日陰で雪が残っている。家族連れのハイカーの子供達の小さな足跡が雪の上に残っている。我々でも雪の上をサクサクと歩くのは楽しいのだから子供達はもっと楽しいだろう。緩やかな登りを3時間弱で山頂に立てる。山頂は標識がなければわからないような小さな広場だった。東から北方面が開けて至仏山、笠ヶ岳、武尊、谷川岳の眺望がすばらしい。復路は同じ道を引き返し途中三峰沼によった。ミズバショウが数本咲いていた、時期が少し早かったようだ。 |