2009.4.5(日) 三国街道(群馬県)

山には4月に入ってすぐに降った雪がまだ残っている。旧三国街道ならば多少雪があっても歩けるだろうと行ってみたが誤算だった。永井宿の北を走る国道17号線脇の空き地に駐車して歩き出した。歩き始めは雪もなく暖かくのんびりと旧街道の風情を楽しむことが出来たが高度を上げるに従い次第に雪が深くなってきた。大般若塚から三国峠まで行く予定は諦め大般若塚からは法師温泉に下ることにした。国道17号線まで下る雑木林も雪が深く膝まで埋まるところもあったがそれほど苦労することもなく国道まで下れた。更に法師温泉まで下ると暖かく春の陽気だ。近くの逢初の滝前で昼食にしたが親子グマ注意の看板が立っておりあまりのんびりできない。村営バスの発車時刻までだいぶ時間があるので谷沿いの車道を永井宿まで歩くことにした。永井宿で郷土資料館に入り昔の宿場町の様子が展示されているのを興味深く見学した。郷土資料館の年輩の女性にお茶ときゃらぶきをご馳走になった。昔、雪の季節に三国峠を越えようとして多くの旅人が命を落としたと聞くが今日歩いてみてもっともなことだと思った。

歩行時間  6時間 休憩時間を含む
歩行距離  10.9Km
標高差    500m
GPS(トラック)ファイルへ
GPSファイルはダウンロードしてからカシミール3D等の地図ソフトで開いてください
 

8:30 永井宿北を走る国道17号線脇の空き地 に駐車して歩き始めた 8:40旧街道の風情を楽しみながら歩いたが 9:38 次第に雪が深くなり道がはっきりしない
10:40 大般若塚 風雪で遭難死した旅人の
      霊を祀ってある。
10:48 大般若塚から法師温泉に下る
      ブナの林
11:49 法師温泉 長寿館 かつて秘湯と言わ
      れた面影が残る
11:55 暖かい日だまりにはフクジュソウが
      群落を作っている
12:10 逢初の滝 ここで昼食にした。クマ注意 の看板は落ち着かない。 13:44 資料館 永井宿の昔の暮らしが展示
      してある。係りの女性がお茶とフキを
      出してくれた。話好きのおばさんだった。
Home