天気予報では夕方から雨なので昼過ぎには下山で出来る三国山に行った。国道17号線三国トンネルの新潟県側にある駐車場に駐車した。トンネル脇から始まる登山道を登り始める。三国峠までは旧三国街道なので古い石畳が所々あり道幅も広く歩きやすい。三国峠まで40分ほどで登り切り峠の神社にお詣りする。ここで旧三国街道と別れ北に登山道を登る。登山道は木道や木の階段で良く整備されている。登山道に沿ってサラサドウダン、ベニサラサドウダン、ウラジロヨウラク、レンゲツツジ、タニウツギ等々が咲いている。霧で眺望はないが高山植物が咲いている道は楽しく歩くことが出来る。三国山から三角山まで尾根をしばらく歩く。尾根にも高山植物が咲いており花を見ながら歩いていると先に進むのが遅くなる。三角山頂上から直進すれば花の百名山、平標山へと行くが今日は天気も悪いので左の浅貝スキー場へと下山する。滑りやすい土の急斜面が続く。斜度が緩くなり里山に近づいてきたあたりにワラビが群生していたので今夜の食卓の為に摘むことにする。時間のたつのも忘れるほど熱中したがいつまでもワラビ採りをしているわけにもいかない。雨も少しふってきた。浅貝スキー場のゲレンデを下り国道17号線を1時間歩いて駐車場に着いた。霧で眺望はなかったが多くの高山植物を見ることができ楽しい日であった。 |