年末から悪天候が続いていたが今朝は青空が広がる良い天気だ。かぐら第一高速リフトの終点では数人がスキーにシールを貼ったりスノーシューを履いたりして入山の支度をしている。私もここでシールを貼ってから歩き出した。最初の目標の第5ロマンスリフト降り場が遠くに見える。春になるまで第5ロマンスリフトは運転されないのでリフト一本分余計に歩かなくてはならない。右手の中尾根の大斜面には数人のボーダーが滑り降りてくるのが見える。途中の雪原に高校生らしいグループがテントを張って雪山訓練をしている。指導の先生が厳しく指導している。上りは既に踏み跡がしっかりできており歩きやすい。2時間ほど歩いて尾根の直下まで来たが引き返すことにした。雪が重く深いのでスキーが滑らない。急斜面ならば真っ直ぐに滑ることが出来るが傾斜が緩んでくると止まってしまう。下りも歩く場面が多い。スキーの板が沈んでしまい歩くのも苦労する。幅広の板を履いてくるべきだった。汗をかきながら一時間ほどくだってゲレンデに出る。ゲレンデは良く圧雪されていて快適に滑り降りる。ゲレンデの軽い深雪を上手く滑ることが出来ても山の重い深雪には歯が立たない。今年最初の山は重い深雪に苦労したが楽しい1日だった。 |