草津国際スキー場のロープウェイ山頂駅に降りた。逢ノ峰に登るリフトはまだ動いていない。スキーにシールを貼り逢ノ峰の東を巻いて歩き出す。しばらく樹林の中を歩くと急に展望が開け真っ白な広い雪原に出る。冬季閉鎖中の国道を横切り芳ガ平に向かって緩斜面を滑る。時々小さな登りもある。先行者はいない。昨日降った新雪の雪原がどこまでも続いている。途中ルートをはずれてしまい沢を一本こえて芳ガ平ヒュッテに向かった。志賀高原からの団体のスキーツアーに合流する。中高年のグループだが見事な滑りでとばしていく。志賀高原からのルートはクラシックルートとして有名だ。小学生のグループも滑っている。傾斜がそれほどきつくないのでボーゲンで滑っている子供もいる。天気の良い日に道迷いにさえ気を付ければ我々のような初心者でも大丈夫だ。只、逢ノ峰から芳ガ平までの雪原は広く目標がないので視界が悪い時はツアーを中止する方が良いだろう。芳ガ平ヒュッテからは標識や踏み跡がしっかりとあり安心して滑ることができる。ヒュッテ前の大斜面は雪も良く楽しい滑りができた。その後は狭い登山道を滑り車道に出る。車道をスキー場まで歩き、リフトで駐車場まで行った。早く帰ることが出来たのでゲレンデでしばらく遊んでから帰路に着いた。 |