2010.3.28(日) 平標山 1983.7m (新潟、群馬県境)
                            たいらっぴょうやま

 
 平標山は我々がスキー登山をするには手強い山だ。ネットで調べると3〜4時間で登ることが多いようだが我々には5時間は必要と見積もり出発する。三国小学校近くの国道17号線脇に駐車して歩き出した。道路の除雪が終わる地点からが林道でここからシール登行を始める。ヤカイ沢に沿って緩やかな傾斜の斜面を登る。中高年を含む山スキーのグループが一列になり足並みをそろえて登ってくる。我々を追い越したかと思うとすぐに見えなくなる。かなりのスピードだ。単独で登っている若い女性もいるが早い。大勢の登山者に追い越されるがマイペースで進む。ヤカイ沢を詰めて右手の支尾根にとりつく。急傾斜なので斜登行を繰り返しながら登る。急傾斜に息が上がり苦しい。支尾根の尾根筋に出て上を見るとガスがかかり始め視界が悪くなってきた。初心者としてはここまでで上出来とする。小休止後シールを剥がして滑降をはじめる。支尾根はブナの大木が茂り粉雪が厚く積もっている。軽い粉雪は気持ちがよいがすぐにそれも終わり広いヤカイ沢の雪原に出る。風に表面がパックされたクラスト気味の雪はスキーが曲がらず苦労する。途中お腹が空いてきたので弁当にする。コンビニ弁当なのだが白樺の倒木をベンチに雪の山々を見ながら食べると格別に美味しく感じる。大休憩後に白樺の間を縫いながらボーゲンで慎重に下る。今回は途中で引き返したがもう少し遅いザラメ雪の時期に再挑戦したいと思う。

距離 登り5.2Km 下り5.2Km 所要時間 登り3時間15分 下り2時間15分(休憩時間を含む) 標高差 670m 
GPSファイルへ GPSファイルはダウンロードしてからカシミール3D等の地図ソフトで開いてください

筍山から見た平標山。赤線が今回のルート

クリックで拡大します
6:54 三国小学校横に駐車した 7:15 林道をシールで歩き始める。雪は固く氷っていて歩きにくい
7:57 ヤカイ沢から平標山を見る。まだまだ遠い 8:14 ボーダーは背中にボードを担いでスノーシューで登っている 8:25 景色を眺めながらのんびりと登る
8:42 山スキーのグループが一列になって登ってくる。早いスピードで追い越してい行く。 9:06 支尾根にとりつくと傾斜は急になってくる 10:16 支尾根上に着いたが平標山方面はガスが出てきて視界がなくなってきた
10:54 沢は広い雪原だがクラスト気味で滑りにくい 11:19 お腹が空いたので少し早いが弁当にした
Home