2010.8.8(日) 安達太良山 1700m 日本100名山 福島県
                                  あだたらやま

 
早朝に安達太良高原スキー場の駐車場に着いた。スキー場ゴンドラの始発までは2時間以上ある。ゴンドラを登りに使おうと思っていたが下りに使う事にして予定していたコースを逆に歩き始める。くろがね小屋までは荷上げ用の砂利道が続いており小型の4WDが走っている。荷上げ用の道は自動車にとっては狭く急峻でとても危険なように見えるが歩く人間にとっては歩きやすい。くろがね小屋下の金明水は冷たく美味しい。ペットボトルに補給する。くろがね小屋で小休止後に登山道に入る。登山道はザレて滑りやすいので膝を捻らないように慎重に登る。1時間ほどの登りで牛の背に着く。尾根歩きは眺望も良く心地よい風が吹いており快適だ。牛の背から西側を覗くと沼の平が見下ろせる。荒涼とした風景は不気味だ。火山性の有毒ガスが噴出し現在は通行止めになっている。10数年前になるだろうか、理容師組合の人たちの遭難事故が記憶に新しい、合掌する。快適な尾根歩きはすぐに終わり山頂の溶岩ドームの下に着く。溶岩ドームをよじ登り記念写真を撮る。ゴンドラの山頂駅まで1時間ほどで下山する。すれ違う人たちは私の膝の装具を見ると道を譲ってくれる。山には親切な人が多い。駅近くのベンチで昼食にする、見上げると山頂が霧に見え隠れしている。

歩行距離 9.01Km      所要時間 4時間45分         標高差 750m
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5:18 二本松から見た安達太良山 6:09 くろがね小屋への荷上げようの林道を歩き始める 6:33 オトギリソウ
7:02 ヤマユリ 7:10 ヤマハハコ 7:22 ツリガネニンジン
7:28 ギボウシ 7:45 金明水 冷たくて美味しい、補給する 7:52 くろがね小屋から荷上げ用の4WDが降りてきた、狭く急な道なので運転が難しそう
8:28 くろがね小屋の前からザレ場の登りが始まる 8:42 峰の辻 8:44 山頂の溶岩ドームが見え始める
9:01 牛の背 9:02 牛の背から沼の平を見下ろす、荒涼としている。火山性のガスが発生しているので通行止め、理容師組合の人たちの遭難事故が記憶に新しい、合掌する
9:12 牛の背を山頂に向かう 9:27 安達太良山頂上 9:51 下山を始める、私の足の装具を見ると道を譲ってくれる、山を愛する人は親切な人が多い
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