スキーで有名な志賀高原は冬に何度も訪れているが夏に行った事がなかった。冬に閉鎖になる志賀草津道路を草津から登り渋峠から志賀に下った。高原を走るドライブは爽快だ。熊ノ湯スキー場近くの硯川の無料駐車場に駐車する。正面の前山ゲレンデの脇を歩き始める。前山頂上は観光リフトで上がってきた軽装の観光客で賑わっている。ここから48池を巡るコースは高低差のない整備された人気の観光コースだ。我々は渋池の少し先の分岐を志賀山に向かう。志賀山への登山道に入ると観光客の喧噪から遠ざかり静かに歩く事ができる。志賀山へは150mほどの登りだが岩の露出する登り甲斐のある登山道だ。山頂には金属製の方位盤があったが今日は遠望が効かず近くの山の名称がわかっただけだった。山頂で休む同世代の夫婦とカメラのシャッターを互いに押し写真を撮りあった。志賀山から一度下り再び裏志賀山に登り返す。48池の湿原や大沼池を見渡す事ができ素晴らしい景色だ。裏志賀山には志賀神社が祀られており、こちらが本来の志賀山のような気がする。裏志賀山から下り大沼池に向かう。階段の続く長い下りは膝に負担がかかる。大沼池は濃い青色の澄んだ水を湛えている。湖畔で昼食にした。昼食後に48池経由で歩いて駐車場に帰るつもりだったが予想以上に疲労していたのでそのまま林道を大沼池入り口バス停まで歩き路線バスで駐車場のある硯川に戻った。 |