友人達と秋の志賀高原ハイキングをした。昨日の至仏山登山が少し厳しかったので今日は楽に歩く事にした。しかし生憎と朝から雨だ。観光地なので傘をさして歩けば良いかなとも思い志賀高原に向かって出発した。志賀草津道路で渋峠を越えていく。渋峠は雨風が強く車の外に長く出る事が出来ないほどだ。峠を越えると風は収まり雨だけとなった。琵琶池の駐車場まで来ると雨は止んだので少し歩く事にした。琵琶池湖畔から旭山に登った。山頂には秩父宮様の植樹記念のプレートがあり立派な東屋が建っている。東屋で小休止後に一沼経由で駐車場に戻った。一沼は霧に包まれ湖面のヒツジグサの花と湖畔のシラカバが美しかった。
駐車場に戻ったがまだ時刻が早いので車で硯川に行って四十八池まで歩く事にした。前山をリフトで登ると晴れ間が出ている。遠く頸城山系の妙高、黒姫山までよく見える。ここには何回か来たがこれほど遠望が効いたのは初めてだ。山頂の観光望遠鏡に100円を入れなくても見える事に友人が気が付いた。何となく得をしたような気分だ。四十八池に向かって歩き始める。熊注意の看板が気になり所々にある熊よけを大きな音で鳴らしながら歩く。四十八池でお湯を沸かしカップラーメンの昼食にした。粗食だが自然が最高の味付けで何倍にも美味しくなる。四十八池を見物後に来た道を戻った。 |