丹沢山塊の東端に位置する鐘ケ嶽に登った。広沢寺温泉の駐車場に駐車した。駐車場からはこれから登る鐘ケ嶽の三角形の姿が満開の桜の向こうに臨める。広沢寺を参拝してから歩き出した。車道を少し戻り鐘ケ嶽バス停から登山道に向かう。登山道は本来は浅間神社までの参道のようだ。途中には石仏があちらこちらにあり信仰の山に相応しい。登山道は傾斜の緩い尾根をとおっていて歩きやすい。やがて上杉定正公内室の墓への道を分ける。墓に手を合わせてから山頂に向かう。山頂が近くなると長く急な石段になり登り切ると浅間神社本殿の前に出る。本殿の東側は開けていて眺望が良く晴れていれば都心まで見通せるようだ。あいにくと春霞がかかり見えなかった。本殿で小休止後に歩き出すが数分で山頂に着いた。山頂は広場になっていたが眺望はなく早々と下山を開始する。林道に出る手前で歩きやすい新道(ラクラク道)と急な旧道との分岐に出る。当然我々はラクラク道を進む。登山道は山神隧道の大山側の入り口の林道に出る。照明のない真っ暗なトンネルを出口の小さな光に向かって歩く。林道を40分ほど歩くと出発地の駐車場に着く。 |