丹沢の塔ノ岳を表尾根から登り大倉尾根に下山した。表尾根は眺望が良く岩場鎖場が数箇所あり登り甲斐のあるコースだ。台風が近づいているが今日一日は持ちそうだ。下山口の大倉にバイクを置いてからヤビツ峠に向かう。ヤビツ峠に駐車してから歩き始める。舗装道路を20分ほど歩いて登山口に着く。登山道は樹林帯の中を通り眺望はない。よく晴れているが風が通らないのでとても蒸し暑い。水を2リットル用意してきたので安心して飲むことができる。二ノ塔を過ぎ三ノ塔に近づくと眺望が良くなってくる。三ノ塔からの眺めは素晴らしく富士山が大きく見える。三ノ塔から烏尾山へは大きく下ってから登り返す。鎖や梯子が架けられており慎重に下る。遠く烏尾山荘の三角屋根が小さく見える。烏尾山、行者ヶ岳、新大日とピークを超える。新大日を超えると表尾根最後の小屋の木の又小屋がある。小屋前のテーブルに座りスポーツドリンクを買い求める。冷えた飲み物が喉を潤してくれる。休憩後に塔ノ岳への最後の登りを登り切る。山頂は広く大勢の登山者たちが休んでいる。私も秦野市内で買い求めた弁当を広げる。絶景を見ながらの昼食はとても美味い。昼食後に大倉尾根を下り始める。大倉尾根は標高差が1000mを超え距離も長く別名バカ尾根とも呼ばれる眺望のない単調な下りが続く。この尾根には山小屋や茶屋が6軒もあり休憩場所には困らない。私も小屋でコーラや小屋手製のミルクプリンなど頂いて休憩した。休憩を多くとった為か痛めた膝が痛むことはなかった。大倉に下山し停めておいたバイクでヤビツ峠の車に向かった。 |