春になると第5ロマンスリフトの運行が始まる。このリフトは通称ゴロマと呼ばれかぐらスキー場最上部の標高1800mまで連れて行ってくれ、山スキーヤーや山ボーダー達に愛されている。
今日は天気が良いので友人夫妻を誘ってロープウェイやゴンドラを乗り継ぎゴロマの乗り場に向かう。正面の中尾根の大斜面には山スキーヤーや山ボーダーの滑る姿が小さく見える。ゴロマの降り場ではこれから山に入る人達が大勢準備をしている。我々はコースどおりにゲレンデを滑り降りることにする。雪質は春スキーとは思えないほど良好だ。コースは狭く急斜面でコブも有りかなり手強い。
ゴロマから一旦和田小屋前まで下りリフトを乗り継いで田代エリアに向かう。標高が低くなると雪は緩みベタ雪となり春スキーらしくなってくる。緩んだ雪は急にブレーキがかかり転びそうになる。
昼食後に更に下りみつまたエリアに向かう。ゲレンデでは子どもたちがポールを立ててスラロームの練習をしている。そのスピードとテクニックは素晴らしいものがある。湯沢出身のオリンピック選手の皆川賢太郎選手も子供の頃にはここで練習したのだろうか。この子どもたちの中から未来のオリンピック選手が誕生することだろう。
かぐらスキー場のHP |