2015.07(土)−08(日) 宮之浦岳 1936m 日本100名山 鹿児島県屋久島 |
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宿からジャンボタクシーで淀川登山口に向かう。細く曲がりくねった道はまだ夜が開けず暗い。淀川登山口の駐車場は既に8割方埋まっている。ヘッドランプを点けて歩き始める。霧雨が降っているので合羽を来ての出発となる。 登山道は樹が鬱蒼と繁り南国のジャングルのようだ。しばらく歩くと夜が明け明るくなってきた。 淀川小屋のベンチで宿で作ってもらったお握りで朝食にする。 小花之江河を過ぎ花之江河に着く。高層湿原が続き湿原の向こうには紅葉の山肌が広がり美しい。若い女性が二人休憩している。お互いにカメラのシャッターを押して記念撮影をする。 急登、岩場を登り切り尾根に出る。安房岳近くの窪地で小休止する。外国人男性の登山者が昼寝をしている。雨はいつの間にか止み日がさして暖かい。 宮之浦岳手前の少ピークの栗生岳に着く。大岩の割れ目の中に小さな祠があり手を合わせる。栗生岳を越え宮之浦岳への最後の急登を休みながらも登り切る。山頂は360度の素晴らしい展望がある。海の向こうには開聞岳の美しい山体が見える。風を避けて岩陰で昼食にする。宿で作って貰った弁当が美味い。 昼食後に下山を始める。友人のHARU君は永田岳の登ってから我々に追いついてくる。その体力には脱帽する。下山を初めて3時間ほどで今夜の宿の新高塚小屋に着く。小屋に入って寝袋を広げ場所を確保する。混んではいるが寝る所の確保は出来た。小屋の外に出てワインで乾杯だ。疲れた体にワインがしみる。真空乾燥の米とカレーに湯を注ぎ夕食にする。HARU君の持ってきた焼酎で更に盛り上がる。 2日目 翌朝4時に起床する。パンにコンビーフを挟んで簡単な朝食を摂る。 ヘッドランプの弱い光を頼りに歩き始める。しばらくすると東の空がオレンジ色に染まり太陽が上がって来る。 縄文杉が大きく目の前にそびえ立っている。木肌はゴツゴツとして数千年の歴史を感じる。ウィルソン株の中に入ってみる。中は広く大勢の登山者が入っている。上を見上げるとハートの形に空が見える。恋人達の聖地だ。名のある大杉が生い茂る登山道を下り続けトロッコ道に出る。トロッコ道の木道は雨に濡れて滑りやすくスリップダウンして尻もちをつく。長いトロッコ道を下り荒川登山口に着く。 一昨日と今夜の宿 癒やしの館 つわんこ |
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距離27.6K 所要時間 1日目 10時間10分 2日目 7時間36分(休憩時間を含む)標高差+580m −1340m | |
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2日目 | ||
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