2008年12月30日(火)
餅つき
毎年恒例の餅つきを友人T君宅でした。T君は友人達の信望も厚く人が自然に集まりもうかれこれ30年以上も続いている。5家族が集まり一杯やりながら賑やかだった。つきたてを辛み餅やあんころ餅にして食べると本当にうまい。日本の古き良き伝統をいつまでも守って続けていきたいものだ。
2008年12月28日(日)
東京から友人達が雪が降りしきる中を遊びに来てくれた。温泉街とは言っても遊ぶ施設は何もなく近くの共同温泉に行くだけだ。夜に近くのそば屋に行き忘年会と称して宴会をする。久しぶりに集まった友人達と酒を酌み交わし夜更けまで大いに語る。
2008年12月21日(日)
清水端
家の近所に清水が自噴しているところがある。近所の人たちが野菜を洗うのに使っている。湧き水なので外気温にかかわらず水温は一年中一定で冬は暖かく感じる。飲み水として使うために時々汲みに行く。この水でいれた茶やコーヒーは格別うまいよういに感じるが気のせいであろうか。
2008年12月20日(土)
榛名湖イルミネーション
榛名湖湖畔のイルミネーションが綺麗だとテレビニュースで見たので行ってみた。榛名湖の標高は1000mあるので氷った道路を登り降りしなければならなず慎重に運転した。人気のスポットで土曜の夜ということもあり道路は大渋滞だった。駐車場も長蛇の列だったので車の中から見物するだけにした。遠目にもとても綺麗で次は明るいうちに来て駐車しようと思う。
2008年12月16日(火)
スキービンディング
テレマークスキーは屈んで手でビンディングを締めるのが普通だ。体の固い人や腹の出ている人はスキーを履くのが一苦労だ。最近7tmからステップインのビンディング部品が売り出されたと聞いて早速にノーマルの部品と交換してみた。踵の部分の部品だけなので買い求めやすい。腰痛で腰を曲げるのが辛く感じていたのでこれで楽になった。
2008年12月9日(火)
小滝の湯
我が家から一番遠い所にある小滝の湯に行った。遠いと言っても5分もかからない。建物は小さいが浴槽は竹の湯よりも大きく長方形をしている。湯温は他の3湯よりもぬるく感じたが先に人が入っていたのでその人が加水したのかもしれない。効能は高血圧、腰痛などと書いてある。私にはちょうどよい効能だ。
2008年12月1日(月)
住人
大家さんに区長さん、温泉組合会計さんの所に連れて行って貰った。区費、街灯代、会館修理積立金、共同浴場維持費等を住民として協力をすることになった。それらの手続きが終わると住民になったような気がしてきた。
2008年11月25日(火)
竹の湯
我が家に一番近いところにある竹の湯だ。浴槽は小さく2〜3人入れば一杯になる。湯温は高くそのままではとても入れない。先日誰もいないので水を勢いよく入れていると地元の年輩の男性が入ってきてしかられてしまった。今日も同じ男性にあったが先日とは違い熱かったら水を入れても良いと言ってくれた。顔を覚えてくれたらしい。
2008年11月19日(水)
ガソリンストーブ
寒くても火力が弱くならないので使っているガソリンストーブだ。ガスバーナーでも寒冷地用を使えばもっと軽いし操作も楽なのだろう。燃料は白ガソリンが良いが自動車用でも使うことができる。火力は非常に強くカップラーメン用の湯なら待つ間もなく沸いてしまう。時々空気圧縮用のゴムパッキンに油をささないと空気漏れを起こしてしまう。あまり見かけなくなってきたガソリンストーブを使っているとベテランのように見える所が最大の長所かもしれない。壊れるまで使い続けるだろう。
2008年11月9日(日)
松ノ湯
町に4軒ある共同温泉の一つ ”松の湯” に行った。ここは路地の奥にあってわかりにくい。他の浴場は新しく建て直されているがここは昔のままだ。建物は古いが掃除が行き届いており清潔だ。早朝だったせいか誰も入っていない浴場を独り占めだ。のんびりゆったり湯に浸かった。贅沢な気分だった。
2008年11月6日(木)
石畳
石畳の通りは狭く車のすれ違いも気を遣うほどで交通量が少なくとても静かだ。温泉街とは言っても湯治客相手の小さな旅館が数軒あるだけで土産屋や飲み屋などは一軒もない。夜になれば通りを歩く人はいない。時おり共同温泉に行く地元の人が通るだけだ。この通りは江戸から越後への旧街道でここは旅人で賑わった宿場町だった。今も当時の風情が色濃く残っており田舎育ちの私達には気持ちが安らぐ所だ。サンダルを履いて洗面器に石けんとタオルを入れ共同温泉に向かう。昔どこかで経験したような懐かしさを感じた。
2008年11月1日(土)
引っ越し
今日の午後引っ越してきた。昭和の建物らしくレトロで私の好みだ。大家さんに連れられて近所の組合10数軒に挨拶に行ったが用意しておいた挨拶の品が足りなくなってしまった。隣組や組合等の言葉がまだ生きている地域であり古き良き時代の時がゆっくりと流れていた。お茶を飲みながら大家さんにここで暮らしていく心得を伺った。近所付き合いは大切である。
2008年10月21日(火)
スキー板
昨シーズン御嶽山を滑ったときに石を踏んで滑走面に深く長い傷が出来てしまった。既に3シーズン滑っていることもあるのでメンテナンスを兼ねて補修に出した。仕上がった板を昨日ゲレンデで使ってみたら新品に戻ったような気がしてとても滑りやすかった。道具の手入れは怠ってはいけないようだ。
2008年9月29日(月)
中川温泉
丹沢の大室山登山口に早朝向かったが登山口に着く頃には雨は本降りとなってしまい先週に続きまたしても登山中止だ。それならばと近くの中川温泉信玄館の湯に立ち寄った。老舗らしく落ち着いた雰囲気の旅館で美しい女将さんが笑顔で迎えてくれた。従業員もしっかりとしており且つ親切だ。かけ流しではなかったが素晴らしい眺めの露天風呂と清潔な浴場はそれを補ってあまりあり気持ちよく入浴できた。紅葉の頃にもう一度入ってみたい露天風呂だ。
2008年9月22日(月)
友人S夫妻の山荘を訪問した。S夫妻は退職後に信州の里山に山荘を建て東京と行き来している。昨年は山荘の裏山にツリーハウスを自作し、現在は露天風呂を制作中だ。素人の作とは信じられない仕上がりで只々感心するばかりだ。
 今回はS夫妻と友人、我が夫婦6人で鹿島槍登山の予定だったが生憎の天気で登山は断念した。登山口には合羽を着て出発する人たち、登山を諦めて引き返す人たちが相半ばしていたが天候の悪いときは登っても楽しくないし危険でもあるので中止とした。登山は次の機会に延ばすことにし立ち寄りの温泉とビールを楽しみ雨もまた良しということになった。
2008年9月1日(月)
境川サイクリングロード
神奈川県第二の長さを誇る境川に沿って走る境川サイクリングロードを町田から江ノ島まで自転車で往復した。片道35Kmゆっくり休みながら走っておよそ3時間だった。朝町田を出発し江ノ島でしらす丼と生ビールで昼食にし、一休みしてから夕方町田に帰ってきた。とても暑かったので渇いた喉と腹に生ビールがしみわたった。
2008年8月25日(月)
靴底
先月の八ヶ岳山行時に愛用の登山靴SIRIOの右靴底が剥がれ始めた。既に6年間で100日位?、1000Km位?歩いている。5年が限度といわれていたので長持ちしたほうであろう。ホームセンターで靴用の接着剤を買って貼り付けてみたがすぐに剥がれてしまった。新しく買うことも考えたが足に馴染んだ靴を修理しながら長く使った方が得策と考え好日山荘に修理を依頼した。 両側の底張り替えで 10500円、3週間ほどかかったが出来映えはさすがにプロの仕事、見事だ。
2008年8月18日(月)
単独行
北八ヶ岳の茶臼山からトウヒの深い森を下っていると女性が一人下を見ながらゆっくりとこちらにむかって登ってくる。我々にはまだ気がついていないようだ。数メートルの距離に近づいてから挨拶をすると飛び上がるほどに驚く。驚いて上げた顔を見ると我々と同年代である。驚かしたことを詫びながらしばらく岩に腰掛けて話をした。4泊5日の行程で蓼科山から編笠山まで八ヶ岳縦走の途中だと言う。男でも躊躇するような行程を女一人で歩き通す根性と体力に感心する。我妻一人では出来ないだろうしやる気もないだろうなどと余計なことを考えながら歩き始めると濡れた土で足を取られてしたたかに尻を打ってしまった。
2008年8月11日(月)
共同温泉

家は国道からはずれた鄙びた温泉街の奥にあった。通りは石畳でできており車がすれ違うのがやっとの幅だ。窓を開けると裏山から涼しい風が吹き込んで来る。大家さんは明るく気さくな年輩の女性だった。8畳間が3部屋と6畳間が1部屋そして田舎では珍しい水洗トイレと台所がある4Kの家だ。大家さんは当初決まっていた家賃をいきなり半額にしてくれるというなんともありがたい人だ。家の近くには共同温泉が4軒もありいつでも自由に使って良いらしい。2〜3日考えてから返事をして欲しいと言う大家さんであったが一も二もなく契約をした。
早々4軒ある共同温泉の一つ ”竹の湯” に行った。浴槽は小さく3人も入れば一杯になりそうだ。湯温は高く水を入れないと入れないくらいだ。湯は透明でサラサラしており気持ちがよい。他の共同温泉も順次入ってみたい。

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松正庵日記 2008年
しょうせいあん
上州の鄙びた温泉街に引っ越してきた。ここは山やスキー場が近くにあり共同温泉も徒歩で行けるところにある。いつまで居るかわからないが何となく長く居るような予感がする。この仮の宿 ”松正庵” の生活を徒然なるままに綴ってみようと思う。