松正庵日記 2011年
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2011年12月30日(金)
餅つき
毎年恒例の餅つきをT君宅でした。100歳を超えたT君の父親はまだまだ元気であちらこちらと見回ってくれている。今回は子供、孫の世代が多数集まってくれて腰痛持ちの年寄り集団にとってはありがたく楽が出来た。若者や子供たちが多いと場が華やいでくれる。突き立ての餅はあんころ餅やからみ餅にしてすぐに食べるととても美味しい。皆で持ち寄ったもつ煮込み、豚汁、おでん、サラダ等々を食べながらの餅つきはとても楽しい。ビールやワインが次々と空になっていく。
2011年12月26日(月)
落し物
三箇所のスキー場で使えるシーズン券
OGNAほたかスキー場の駐車場でシーズン券を落としてしまった。駐車場から30分ほど下った所でシーズン券のないことに気がついた。雪道を引き返すのは気が滅入るが仕方がない。駐車場に着く少し前にスキー場の事務から携帯に電話がありシーズン券を預っているとのことだった。雪に埋まっていたら探すのが難しいかなと思っていたのでホッとした。買ったばかりのシーズン券を無くしてしまったら大損害だ。落し物が落とし主に帰る国で有り続けて欲しいと思う。
2011年12月19日(月)
桃太郎伝説
百蔵山 九鬼山 猿橋
桃太郎伝説は岡山県の話が有名だが岡山県以外にも日本各地に残っている。大月市にも桃太郎の伝説がある。ここ暫く大月市周辺の山に登ることが多くあちこちで桃太郎の話を聞く。百蔵山で生まれた桃太郎が猿橋の集落で猿を、鳥沢の集落でで雉を、犬目の集落で犬を家来にして九鬼山に住む鬼を退治に行ったという話だ。今日は昔話を思い出しながら九鬼山を歩いた一日だった。
2011年11月23日(水)
芭蕉月待ちの湯
岩殿山下山後に松姫鉱泉の立ち寄り湯に行ってみると今日は客が少ないので休業だそうだ。何とものんびりした感じだ。次に真木温泉の立ち寄り湯に行ってみると3時で終わりだ。次に20号線沿いの日の出鉱泉に行ってみるがあまりにも古びていて妻が嫌だと言う。それではと少し遠いが都留市の芭蕉月待ちの湯に行く。4軒目にしてやっと温泉に入ることが出来た。こんな事もあるだろう。少しぬるめだが無色透明の良い湯だ。1時間ほどの時間を過ごしてから帰路についた。
2011年11月7日(月)
四万温泉
石尊山、高田山から下山してから近くの四万温泉に向かった。河原にある山口館露天風呂に向かう。混浴なので妻は入らず私だけ入る。浴槽には落ち葉が浮かび何とも風情がある。次にこの地区の共同浴場の上の湯に入る。やや熱めの湯は透明で気持ちが良い。次に妻が聞いてきた河原の湯に向かう。地区外の人は3時までに入らなければならないので急いで向かう。誰も入っていない浴槽を独り占めだ。3時まで入っていると掃除の男性が来て出るよう促された。今日は温泉の梯子をした、さすが4万の病を治すといわれる名湯だけあって気分爽快だ。どの温泉も無料なのが良い。 四万温泉 山口館露天風呂
四万温泉 上の湯 同左 四万温泉 河原の湯 同左
2011年10月23日(日)
プロサーファー
宮崎から娘婿がサーフィンのプロテストのために上京してきた。羽田まで迎えに行き必勝を期して送り出した。大会は千葉県の千倉の海岸で行われた。予選を勝ち上がり決勝ラウンドに進んだ。更に一勝すればプロサーファーとして認定される。祈るような気持ちの二日間だったが無事に勝ち上がり目出度くプロサーファーになることができた。何度も失敗したが諦めないで挑戦し続けた結果だ。本当に良かったと思う。夜は婿と二人だけの祝勝会だったが少々飲み過ぎてしまったようだ。
2011年9月23日(金)
盛岡
大震災から半年が過ぎ盛岡の街は活気を取り戻していた。盛岡駅近くのビジネスホテルに荷物を置いて街に繰り出す。ホテルのフロント係り推薦の居酒屋に入る。地酒と地の肴がとても美味く次々と盃をかさねていく。明日は朝が早いので程々の所で切り上げ宿に帰る。遠い街の居酒屋に入るのも登山の楽しみの一つだ。
2011年8月27日(土)
テント泊
高妻山登山は行程が長く標準時間でも8時間ほど行動時間がかかる。われわれは休憩時間を多くとるので10時間を予定した。日没までに下山するには早朝の出発が必要なので登山口近くでテント泊をした。前日の夕方に駐車場の端でテーブルと椅子を出し用意してきた簡単な夕食を済ませる。途中買い求めたビールと日本酒を飲んでいると次第に夜が更けていく。晴れていれば満天の星空なのだろうが生憎の曇り空だ。中学生らしい団体が夜行ハイキングを楽しんでいる。酔っ払ってしまう前にテントを張り中にマットや毛布を用意する。酔いもほどよくまわってきたのでテントに入る。夜中にテントを叩く雨音を聞いたような気もするが朝まで熟睡だ。朝食はパンとコーヒーで済ませる。早朝の山の空気が爽快だ。
2011年7月17日(日)
山小屋の食事
山小屋の水場やトイレの施設は改善され快適になってきた。尾瀬や北アルプスの山小屋は普通の宿でも通用するほどだ。食事も美味しくなってきたが谷川岳肩の小屋の食事は質素だ。水は天水が頼りなので手のかかる食事を作るのは無理だろう。暖かい食事が頂けるだけでありがたいことだ。疲れて食欲は落ちていたが明日の長丁場を考えて無理にでも食べるようにした。
2011年7月4日(月)
三島宿名物
名物に美味い物無しと言うが三島名物の福太郎餅と鰻には当てはまらない。三島大社にたどり着き茶店で食べた福太郎餅と渋い茶は疲れた体を元気つけてくれる。あんこの指の跡が伊勢神宮の赤福餅に似ていないこともない。昼食に食べた老舗の鰻丼も値段が少々高めだが秀逸だった。肉厚の鰻に甘さを抑えたタレがとても美味い。各地の味を堪能するのも登山の楽しみの一つだ。
福太郎餅

鰻丼
2011年7月3日(日)
湯本温泉 花紋の湯
箱根で仕事関係の会合があった。会合は夜なので日中はハイキングをした。箱根には手軽にハイキングが楽しめるコースが沢山ある。都会から近い大観光地だが少し街道をはずれると自然が驚くほど残っており山は深い。一日歩いた後に会合のある宿に行ってみると温泉の施設が素晴らしい。数種類の趣向を凝らした浴槽があり楽しめる。地下数百メートルからくみ上げる自家源泉でかけ流しだ。疲れた体を温泉に浸すと疲れが抜けていくのが実感できた。
2011年6月5日(日)
白骨温泉
乗鞍岳から下山して近くの白骨温泉に宿を取った。日本旅館には懐の都合で縁の無い我々だがたまには良いだろう。宿は山間にあり落ち着いた雰囲気だ。大型バスの団体客が入ってきたが部屋が離れているからだろう、静かだ。温泉は乳白色に濁っており湯温も高く気持ちがよい。硫黄の香りも心地よい。以前入浴剤を混入し乳白色を強調した事件があったがその様なことをしなくとも十分に気持ちの良い泉質だ。夜中に目が覚めたので露天風呂に行ってみた。空を見上げると満天に星が輝いていた。
2011年6月4日(土)
乗鞍温泉
乗鞍岳登山前夜に三河ナンバーのW650氏と同宿した。W650氏はオートバイのツーリング途中だ。夕食時に隣のテーブルになり私もオートバイに乗ることを告げると酒も入った勢いと同世代の誼かオートバイ談義で盛り上がった。氏に夕食後に歩いて10分ほどの所にある共同浴場「せせらぎの湯」に案内して頂いた。白く濁った硫黄泉で湯温は高くとても良い温泉だ。無料なのがまた良い。
W650氏
2011年5月24日(火)
山菜
昨日の鹿俣山登山中にタラの芽とフキノトウを採った。どちらもスキー場のゲレンデに生えていた。春スキーでリフトに乗ると下にタラの木やフキノトウが生えているのを良く見かける。ゲレンデは草木を刈り払って日の当たりが良いので育ちが良いのだろう。登山中に山菜と遭遇すると時間の経つのも忘れて山菜取りに没頭してしまう。今夜は山菜の天ぷらを肴に永井酒造の谷川岳で一杯だ。
2011年5月16日(月)
芦の湯温泉
箱根登山後芦の湯の立ち寄り温泉に行った。箱根に遊びに来たときに時々立ち寄る温泉だ。玄関を入ったが人の気配がない。郵便ポスト型の貯金箱に料金を入れて勝手に入っていいらしい、なんともおおらかな感じだ。温泉はいつものように誰も入っておらず自分一人貸し切り状態だ。隣の女風呂では妻と誰かが話をしているのが聞こえてくるので客がいるようだ。源泉かけ流しの温泉を十分に楽しんでから帰宅した。
2011年5月1日(日)
川古温泉
朝から雨で登山もスキーも休みだ。東京から遊びに来ている友人は武尊山方面で釣りをしている。私は家の掃除や登山、スキーの道具の手入れをして午前中をすごした。午後からは近くにあるのに一度も行ったことのない川古温泉に行くことにした。山中の一軒宿で露天風呂は渓流沿いにあり風情がある。湯温は39.8℃と私にはぬるい。温泉に入ったり出たり、ロビーで新聞を読んだりジュースを飲んだりしながら2時間をのんびりすごした。昨日の雁ケ峰ツアーの疲れがとれて良い骨休めができた。
2011年4月20日(水)
筋力トレーニング
一昨日の筋力測定の結果を手術前と比べてみると左右の足ともにかなり落ちていた。筋肉は使わないとすぐに弱くなってしまうらしい。登山やスキーをすると疲れが早かったのは当然だ。これではいけないので筋力トレーニングをすることにした。地味なトレーニングは好きではないのだがやらなければならないだろう。近所の市立体育館にジムがあるので様子を見に行った。指導員に機械の使い方と膝周りの筋肉の鍛え方を指導していただいた。時速6Kmの早足でランニングマシーンを10分、レッグプレスを10回、レッグカールを10回を1セットで3セットする。終わってみるとかなり疲れた。これからは少しづつ負荷を増やしながら続けて行こうと思う。
市立体育館トレーニング室
2011年4月18日(月)
通院(9)卒業 術後1年
右膝の前十字靱帯再建手術をしてから一年が過ぎた。今日は最後の診察日だ。膝のレントゲン写真を撮ってからリハビリ室に行く。筋力測定の装置に座わりベルトで体を固定する。測定の結果はかなり良い数値が出たが未だ術前の状態までは戻っていない。スポーツをしながら気長に筋力の回復を待つことにしよう。一年間お世話になった理学療法士の青年に挨拶をしてから診察室に向かう。診察の結果は問題なく「今日で卒業ですよ。」と担当の医師に告げられた。筋力が衰えてもスポーツは楽しんで続けるようにとも言われた。長かった膝の治療はこれで一段落だ。やっと治った膝だ、だいじに慎重に使って行こうと思う。
関東労災病院
2011年4月11日(月)
飯山温泉
鐘ケ嶽から下山して近くの飯山温泉の旅館に昼食に行った。高校生になる孫が厚木商工会議所のクジでペア食事券を引き当て私達にプレゼントしてくれたのだ。仲居さんが給仕してくれる部屋食で一品一品が丁寧に調理されていてとてもおいしい。部屋の窓から見える満開の桜が綺麗だ。温泉にもゆっくり浸かることができ3時間ほどのんびりとすごすことができた。
2011年3月8日(火)
アルペン板
前十字靱帯の手術をしてから10ヶ月が過ぎた。ゲレンデで膝を保護する装具をつけて気をつけながら滑り始めている。ゲレンデではあるがスキーを再びできることに幸せを感じる。手術した大腿は数cm細くなり筋力はかなり衰えている。弱くなった足でテレマークスキーをするのはまだ無理があるのでアルペンスキーをしている。古い板で滑走面がわずかではあるが波打ってきたので板を新調しようと思った。ネットでスキー板を検索してみると昨シーズンモデルが安く打っているのを発見し早々注文する。柔らかい板が好みなのでBlackDiamondのStigmaだ。ビンディングは登山にも使えるようにDiamirの山スキー用をつけた。山スキーはまだ無理なのでしばらくはゲレンデで楽しみたい。
2011年3月7日(月)
宮崎に嫁いだ娘と孫、婿が遊びに来た。東京は朝から大粒の湿雪が降っている。羽田まで車で迎えに行ったが首都高速は雪が路面に薄く積もっている。幸い愛車は4WDでスタッドレスタイヤを履いているのでこの程度の雪では問題がない。羽田空港は大勢の人たちが忙しく行き来している。南国の海で日に焼けた笑顔の娘一家が到着ロから出てきた。皆元気そうだ。
2011年2月21日(月)
姿三四郎
城山湖の近くの山中にある峰の薬師境内には姿三四郎決闘の碑が建っている。姿三四郎の物語は明治時代に講道館四天王の一人と言われた西郷四郎をモデルにした小説だ。昭和30年代にテレビ放映され子供だった私は毎週欠かさずに見ていた。三四郎と柔術家との試合、アメリカのボクサーや唐手(からて)術の檜垣兄弟との戦いを勝ち抜く講道館柔道は少年達の憧れであったと思う。空手が悪という筋書きには納得できなかったが物語上仕方のないことなのかと思うlことにした。
2011年2月7日(月)
通院(8) 術後9ヶ月
 手術後の膝の診察に行った。昨日テニスを1時間ほどしたからか膝が少し腫れていると言われた。様子を見るだけで特に治療は必要はないそうだが運動をしたら膝を氷で冷やすように指示された。
 西武系スキー場のリフト券には傷害保険がついている。私が受傷したかぐらスキー場のリフト券に傷害保険が付帯していることに最近気がついた。所定の手続きをすると保険金が振り込まれてきた。治療にかかった金額の半分程度だがとてもありがたい。受傷から1年を過ぎると請求のすることが出来ない。早く気がついて良かったと思う。
2011年1月24日(月)
万葉集
矢倉岳からの下山途中に万葉公園に立ち寄った。ここ足柄峠は奈良時代の交通の要衝で多くの旅人が往来し歌を残している。万葉公園には足柄をモチーフにした歌碑が遊歩道沿いにたっている。この歌碑は
      鳥総立て 足柄山に 船木伐り 木に伐り行きつ あたら船木を
      (とふさたて あしがらやまに ふなききり きにきりゆきつ あたらふなきを)
現代語訳を読むと他の男の所に行ってしまった人を思い悲しんでいる歌らしい。昔も今も男女の仲は難しい...
2011年1月16日(日)
大雪
 三国峠の向こう側の新潟県は大雪が連日降っている。三国峠のこちら側の我が家は雪は少ないのだが今年は例外のようだ。車は雪に埋まってしまうので走り出す前に除雪したりガラスの氷を溶かしたりしないといけない。今朝もコタツと温泉で暖まろうかと考えていたが晴れ間が見えてきたのでスキーに出かける事にした。東京から遊びに来てくれた友人も1日中温泉だけでは飽きてしまうだろう。妻は家で読書らしい。スキー場は大雪のおかげでコンディションは最高だった。
 ゲレンデでステップソールの細板にソフトブーツというまるでクロスカントリースキーのような柔な道具で滑っているテレマーカーにあった。驚きの表情で見ているとニッコリ挨拶をしてくれた。顔を見ると私達よりも多少若く見える中年だ。達人の域に達しているすごい人だ。
2011年1月10日(月)
箱根大平台温泉
新年の初登山で箱根山最高峰の神山に登った。新雪を踏んでの歩きは気持ちの良いものだった。箱根に行くと立ち寄り湯は芦の湯に行く事が多いが今回は大平台温泉に行った。地域の人が守る共同浴場で入浴料も安い。小さい施設だが綺麗に清掃され気持ちよく入浴できる。湯温は44度でとても熱い。熱い温泉は好きなのだが44度は少々熱すぎる。我慢して入っていると足や手の指がしびれてくる。足の疲れを癒してから帰路に着いた。